2023/02/17 16:29
結婚式までに注意しておきたいのがウェディングドレスの保管方法です。
大切なウェディングドレスの適切な保管方法を紹介していきます。
ハンガーに吊るして直接日の当たらない箇所で保管をお願いいたします。
シワなどが気になるようでしたら、低温アイロンにて、
スチームでさっと動かしながら伸ばしてください。
もしも、直接アイロンを当てるのがご不安な場合は、
堅く絞ったきれいな布などをあてていただいても取れるかと思います。
コサージュやビーズ・レース装飾等、高温に弱い部分もございますので、直接蒸気がかからないよう、ご注意ください。
挙式後は、美しい状態を保つためにも、クリーニングに出していただくことをお勧めしております。
その後、日光の当たらない涼しいところで、除湿剤と一緒に保管します。
しばらくご着用予定がないようでしたら、
クリーニング後に市販の圧縮袋などをご利用いただき、空気を抜きすぎないよう、軽く圧縮して保存していただければと思います。
パニエの保管方法:折り畳んだ状態で、直射日光や蛍光灯が長時間当たらず、高温多湿にならない場所で保管します。
▪️シルク素材の注意点
高級感があり、高貴なシルクですが、取り扱い方法はとても繊細。
シルクの取り扱いで注意するべき点について解説します。
①摩擦に弱い
シルク素材は細い素材が何本も撚り合わせられて一本の糸になっています。
そのため、細い繊維が分裂して毛羽立ち、ひどい場合は糸が切れて擦り切れや穴あきが発生します。
②湿気に弱い
シルクはタンパク質が成分なので、湿度の高い場所で保管したり汚れたまま保管するとカビや虫食いの原因となります。
そのため湿度が高い梅雨や真夏のシーズンは特に注意してください。
洋服ダンスの中に防虫剤と一緒に除湿剤などを入れると良いです。
③ シルクは水に弱い
汚れ部分を洗った場合はドレスが傷つき、水がしみ込んだことで水ジミになってしまいます。
必ずクリーニングに出して下さい。
④香水やヘアスプレーでも変色する
香水やヘアスプレーを直接、洋服にかけると、その時は大丈夫でもドライクリーニングした後に変色することがあります。
香水やヘアスプレーは洋服を着る前に付けましょう。
また香水は洋服には付けずに肌に付けるようにしましょう。